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シェア・ジェネレート

F1層をターゲットとしたモバイルe-コマース

インタビュー

事業についてお聞かせください

はい、F1層をターゲットとしたモバイルe-コマース というコスメ専門サイトを運営しております。

ファッション誌に記事を出し、そこから集客をします。もう4年以上やっており、合計300万部の雑誌と連動しています。来年の2月からはi-modeの公式サイトの立ち上げも決定しています。また特徴はサイトにはコスメブランドが充実していまして、独占販売の商材も多く取り揃え、他の競合他社とも差別化したサイト作りになっています。化粧品は使い方がわからないと意味がないので、仲良くさせて頂いているヘアメイクさんと一緒に内容を作っているのも強みとなっております。活躍する雑誌モデル達とも毎週対談をしており、常に情報交換をしています。

(コスメブランドに特化しようと考えた理由はなんでしょうか。)

ファッション雑誌というのは基本的にはアパレル中心だと思うのですが、その頃アパレルが得意分野ではなかったので、それならコスメの分野で№1を目指そうと思ったんです。大体化粧品の市場が2兆円強でして、制度品流通(対面販売)、セルフ販売がシェアの半分以上を占めており、それ以外に通販コスメなどがあります。弊社はこの制度品コスメが揃っておりまして、それが弊社ならではの特徴ですね。

前職

通販業界に10年いました。当初はテレビ番組をプロデュースしていたのですが、番組制作をしていると物作りのノウハウが学べましたので、番組を作りながら商品開発もするようになったんです。それからITが世の中に入ってきて通販という物がテレビだけではなく色々な媒体に出てきましたので、ファッション雑誌提携の携帯サイトを立ち上げようと思いました。

(それで独立を決意されたのですか。)

テレビだけでなく若者に向けた通販をやりたいと思ったんです。立ち上げた当初は若い人はほとんど通販を利用する事がなかったんですね。でもせっかくIT・物流も整ってきたので、それなら誰もが持っている携帯電話で新しいビジネスを開拓できたらなという想いがありました。

ワークポリシー

通販をやるにあたって、よく「荷物を出す」と表現する人がいるのですが、やはり「商品を届ける」という気持ちが凄く大事だと思うんですね。弊社のリピーター率は50%超えています。そういった方々を大事にするという所ですよね。またちょっとしたサプライズを提供しております。やっぱりお届けをするにあたってサプライズがあったら嬉しいですよね。また仕入先のメーカーさんとの場合は、仕入れ価格を叩かないでやっています。広告費等も一切頂いておらず、売れた時にお互いが潤うような形を取っています。

事務所のお気に入りや立地

企業した時は大手広告代理店のオフィス内に間借りさせて頂けたので浜松町にいたのですが、せっかく若者層を相手にしているのに若者がいないんですよ(笑)おじさんばかりの町に従業員の若い女性が通っても何も感じないんじゃないかと思ったんですね(笑)なので「これは渋谷だな!」と思いこちらに移転いたしました。渋谷の町の雰囲気や実際に販売しているコスメを使っているような若者がたくさんいることが利点ですね。住みたいか?と言われたら住みたくはないですよね(笑)でも流行のアンテナをはる場所として、とてもいいと思います。

起業の苦労ややりがい

経営者の皆様は感じられているかと思うのですが、仕事とは生きる事そのものだと思うんです。人間としてどれだけ経営を楽しめるか、です。この実感というのは他には変えがたいものですね。

苦労はたくさんありますよね(笑)例えば従業員は女性が多いのですが、従業員として女性をどうコントロールすればいいのか考えたりするのも難しい事ですね。どう良い仕事環境を提供してあげればいいのかとか・・・

あとは予想が外れてしまって借金背負ってしまったり・・・どう経営していくかも苦労しています。

悩み事・・・

まず経営者としてビジョンが出来上がるのですが、そのビジョンを現実化するのはとても難しいんです。一人では到底できないですしね。例えば骨組みはできてもそこに肉がつかないと全然形にならないので、毎回そういった所に困っていますね。人材も不足してます。

10年後

全ての女性が等身大の美しさを愛せるような機会を与えていきたいんですね。携帯電話を軸にいろんな角度から提供していきたいと思っています。

座右の銘

座右の銘といえるかわからないのですが、「Give me」というのは嫌いなんです。「一緒にやろうよ」というのが好きなんですね。一緒にやったらこれだけ楽しい事があるよ、だとか。「共存共栄」という言葉が好きなんです。社名の由来も「シェア=共有する」、「ジェネレート=生み出していく」という事で同じ意味なんですね。

ケチくさいのが嫌いで「Give me」と言ってそのままもらうよりも「Take me」と言って一緒にやった方が得られるものがたくさんあると思うんです。また苦しくなると「Give me」といいたくなることもあるのですが、それでは駄目なんです。自分本位ではなく、手をとりあって、一緒に楽しくやっていこうよということを常に思いながら仕事をするようにしております。

趣味・嗜好

フルマラソンですかね。

マラソンのために皇居のある千代田区に引っ越した位なんですよ(笑)去年はニューヨークシティマラソンに出て、今年は湘南マラソンにも出ました。学生時代はマラソンが大嫌いだったのですが、逆に大嫌いな事を始めるのもいいかなと思ったんですね。そもそものきっかけなのですが、ビジネスは非常に相対的ですよね。時々、喜ばれる事は嬉しいのですが、これが本当の答えなのか、とよくわからなくなる事がありまして、相対的ではなく絶対的な価値基準に自分を持っていきたかったんです。そういった時にマラソンは絶対的な距離と時間なんですよ。これは需要があるとも供給があるでもなく、そこに距離と時間がある。これがいいんですね(笑)マラソンは自分と向き合えるので凄く好きです。あとは登山ですかね。去年は富士山の頂上まで登って、つい先日も富士山が綺麗に見える石割山を登ってきました。自然の中に身を置いていると安堵感が出ます。海より山ですかね。海より山のほうが変化がある気がします(笑)

ベンチャーレポート読者へひとこと

時々、会社もたくさんあって、物も溢れていてもうこれ以上やる事がないんじゃないのか、と思う時があります。でも事業というのは大それた事ではなくて、点と点をつなぎ合わせる事なのだと思います。例えば同じ顧客を違う会社と一緒に相手にした時に、今の弊社が単体でやるよりも、その違う会社と一緒にやれば非常にいいサービスを提供できるのではと思う事があります。それはやはりすごい大事だと思うんですね。なので今後は変な競争心を出すのではなく、お客様のメリットを一番に考えていきたいと思いますね。

世の中が豊かになるように手を組める所は手を組んで活性化していきましょう!

これから起業する方へのメッセージ

会社を作るのは簡単なのですが、自分自身の心に常に問いただす習慣が必要だと思います。

4年近く経営してきて山あり谷ありでこれからも大変だと思うのですが、経営というのは自分自身を教えてくれるんですよね。なので独立しようと思っている人は本当は何をやりたいのか、何で独立したいのかを深く考えた方がいいと思いますね。安易に独立するのでは意味がないので、何をどうしたいのか自分ともう一度向き合って欲しいです。

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