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マママーケット

コミュニティサイト「こそだてママ・マーケット」の運営

インタビュー

事業についてお聞かせください

『こそだてママ・マーケット』というサイトを運営しています。お子様が成長されて着せることができなくなった子供服を出品してもらい、他の利用者の方が出品されている子供服と自由に交換ができる「おさがりコミュニティ」を中心に、子育てに関する情報提供コンテンツやQ&Aサイトを運営しております。

「おさがりコミュニティ」は弊社のサービスのルーツとなっており、子供服そのものには値段をつけず、基本的に、おさがり子供服を出品した数に応じて注文できる、「ギブ&テイク」形式をとっています。買取販売のリサイクルショップでも、ユーザー間取引のネットオークションでもない、ありそうでなかった新しい形のサービスです。おかげさまでこれまでに、テレビ、新聞、雑誌など、マスコミ各社から取材をいただいております。

前職

大学卒業後の1997年に株式会社学習研究社(学研)に入社し、学年誌、少年誌、幼児誌の編集に携わっていました。その後2001年に総合情報サイト『All About Japan(現All About)』に転職しまして、住宅・育児の2つのジャンルのプロデュースを担当しながら、同社のWebマガジン創刊にも参画しました。そして、2002年末には株式会社サイバーエージェントに入社しました。ここではさまざまなコンテンツプロデュースや、広告企画の制作に携わってまいりました。

独立を決意した経緯

以前勤めていたサイバーエージェントでは、半期に一度、社内で新規事業プランコンテストを行っていまして、そこで私のプランがグランプリに選ばれました。それが『こそだてママ・マーケット』でした。妊娠中や育児中の専業主婦の皆さんは、ふだんは外に出ることもままならず、ネットを利用して子育てに関する情報を得たりすることが多いんですね。そこで、こうしたユーザーをターゲットにしたネットサービスは、今後さらに発展していくのではないかという想いと、今までにない事業を展開していきたいという想いから、このサービスを立ち上げました。サービスインは2005年の7月です。しかし、今までにない事業を展開していくということは、たくさんの試行錯誤を重ね、事業をブラッシュアップしていく必要があり、事業の安定と収益性向上における一定の成果はなかなか得られませんでした。そういったなかで、より当社の事業を発展させるための体制を求めて、社内外での調整を重ねた結果、株式会社マママーケットを設立し、事業をスピンアウトさせるという決断をしました。

ワークポリシー

社内のスタッフをはじめ、会社を運営するにあたり協力していただいている事業パートナーやブレーンの方々、もちろん、『こそだてママ・マーケット』のユーザーの方々とのコミュニケーションを大切にしています。コミュニケーションを円滑にし、お互いに信頼し合える関係を築くことによって、新たな仕事に繋がることもあります。やはりコミュニケーションを通じて、当社をとりまく方々が何を求めているのか理解し、満足していただけるサービスを提供することによって、お互いに喜びや利益を分かち合うことができると思います。

立地や事務所のお気に入り

現在のオフィスは親会社に間借りさせていただいている立場ですので(笑)、そうですね・・・・・・このあたりは東京タワーも近く、交通アクセスもよく、オフィス街と飲み屋街が混在していたり、街全体の雰囲気が気に入っていますね。

起業の苦労ややりがい

良かったことは自分の思い、理想を貫ける立場になったことによって、仕事に対してのやりがいが以前よりも大きくなったことですね。責任も人一倍ですが・・・・・。元々自分で何かを企画して作ることがとても好きだったので、それを最前線で取り組めることがいいですね。逆に苦労していることは、当社の運営事業がまだまだ発展途上の段階だということです。夢と理想を持って事業を推進していますが、売上もまだまだ伸ばしていかなくてはいけませんし、ボランティアではないので、利益を出し、ビジネスとしてしっかり成立させなければいけません。利益を増やすことができれば、これからの新しい事業のための原資にもできますし、ビジネスとしていい循環に入ることができますから。

悩み事・・・

「ヒト・モノ・カネ」すべてです(笑)。新規事業を立ち上げて軌道に乗せるには、あらゆるリソースが求められます。苦労した事でもお話したとおり、まずは今の事業をビジネスとしてしっかり成立させて、利益を生み出し、さらに新しい事業にチャレンジしていきたいと考えています。

10年後

子育てに関わるお母さん、お父さん方家族を含め、子供を中心としたビジネスを展開していき、国内だけではなく海外にも事業を広め、サービスを提供する会社に成長していきたいと考えています。当社のリサイクルサービスを、循環型社会の推進に貢献する事業として発展させていきたい思いもあります。

座右の銘

以前勤めていた会社の先輩に言われて印象に残っている言葉なのですが、「明日できることは今日するな」(笑)です。その真意ですが、当時私は新人でしたので、仕事に対して無我夢中だったんですね。でも仕事はその日だけではなく、次の日も、それ以降も続いていきますので、まわりも見えなくなるくらいひたすら突き進むだけではなく、ある程度息をつきながら、落ち着いて俯瞰して、今何をするべきなのか、仕事と時間を整理することも大切なのだと解釈しました。それ以来この言葉は身に染みてますね。

趣味・嗜好

子供と一緒に遊ぶことです。子供と触れ合うことによって、親としての立場、また子供の目線で物事を見ることができ、育児中の方々をターゲットとした事業を展開している私にいいヒントを与えてくれるんですね。

ベンチャーレポート読者へひとこと

当社で展開していく事業を、世界中の子育て世代の生活基盤にすることを夢見ています。現在運営している子供服のリサイクルや子育てに関する情報提供サービスはそのほんの一端で、これからも新しいサービスを貪欲に開発・提供して、喜んでもらうことで、当社を子育て世代の誰もが知るブランドにしていきます。

これから起業する方へのメッセージ

起業・独立というのはひとつの手段でしかないと思います。私が今、企業の代表として経営しているのは、独立したかったからではありません。子育て世代をハッピーにするビジネスを展開していきたいという想いがあり、結果として事業を独立させるという手段を取っただけのことです。ただ単に起業・独立することを目的として考えるのではなくて、自分自身が何をしたいのか、まずはしっかり目的と信念を持つことではないでしょうか。

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