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壱歩

マーケティングリサーチ・若者向け商品企画の壱歩

インタビュー

事業についてお聞かせください

大学生とのネットワークを使用し、大学生のマーケティング事業を行っています。これは大学生たち一人ひとりの才能・個性を生かせる場所を『イベント』と言う形で提などを聞いてそこから事業につなげたりしています。

例えば何かサービスに対してのイベントを行い、その中で出てきた本音をそのサービスに生かしています。またサービスだけでなく何かのサンプリングであったりコンテンツであったりと若者のリサーチを元に商品開発やWEBサイトのコンテンツ企画などを行っております。大学生たちとイベントを介して付き合っていくことで、新しく楽しいだけでなく人生をもう“壱歩“彩るようなサービスやコンテンツなどを提供しています。

前職

前職は大学生です。大学を3月に卒業した翌月の4月1日のエイプリルフールに起業しました(笑)

(学生の頃から起業しようと考えていたのですか?)

もともと起業するといった意識はあまり無かったのですが、たまたまアルバイトしていたある企画会社さんで毎日いろいろな職種の人が出入りしているのを見て“こんな仕事している人がいるんだ”“こんな夢を持っている人がいるんだ”といったふれあいを通して自分自身も何かそういう風にやりたいなと言う気持はあったんですけど、でもその中で実際に起業するきっかけになったのは大学4年生のときに卒論でフリーペーパーのことを調べている子がいたんですね。それで学生向けのフリーペーパーに興味を持ち始めましたて、 “自分たちでやってみよう”ということになり、企画書を作成し知り合いを頼りに訪問したところ、話をしたある社長さんが気に入ってくれて一緒にやろう!と言う話になったんですね。

(そこから『壱歩』を起業したきっかけは何かあったのですか。)

その前の話になるのですが大学2年生の時に世界一周の船に乗船致しまして、その中で世界の人々の人柄や文化に触れた時に自分に対して一つの疑問を感じたんです。「私は日本の事を知らなすぎる、私たちは何も知らないんだ…」と。

そう思って私はやっぱり日本で暮らしていきたいし、日本で何か出来ることを探したいなと思いました。若者たちがもっともっと活性化するような機会があることが社会にとってもプラスになる事だと信じていて、そういう事が出来る場所が欲しいとずっと思っていました。それが会社を作りたいと思った一歩手前の話ですね。で、その後大学に戻ってきたら同世代は就職真っ只中だったんです。そこでまた一つの疑問を感じたんです。就職活動している“みんな”が“いつものみんな”じゃなくなっている…『自分でいられない環境』なのだと。これじゃ人事さんも見分けがつなかないなぁ・・なんて(笑) そんな中私自身は就職活動をせず、ある企業でインターンをしており、始める前までは「かっこ悪いオトナ像」を抱いていたのですが、実際に見てその考えが一転したんですね。「そんなことないじゃん!」と。本気で生きている社会人とたくさん出会って、「頑張っている人は偉いじゃん」と感じたんですね。そしてこれらの経験によって一つの答えが出たんです。

『自分らしく頑張れる状況で、精一杯頑張ることにはとても意味がある』そして大学生が自分の力を活かせる場、勉強できる場、そしてその空間を社会に活かせるビジネスを形にしたのが有限会社「壱歩」です。

ワークポリシー

一言で言えば「One more surprise」ですね。例えばコンテンツや企画で“若者向けにこういうのがほしい”“こういう若者にうけるものがほしい”、といった声が掛かった時に、私達なりにもっと面白くクライアントさんが思っている以上のものをご提供するように心がけています!100%のものを頼まれても私たちなりに1%でも多くそういった事を上乗せして、もう“壱歩”驚けるような面白いものを提供しています。

また私たちはまだ他の方と比べて社会経験が少ないのですが、そんな私たちと付き合ってくれている方々には感謝の気持ちを強く抱いています。そういった人たちがいるからこそ、今の私達がいるので、本当感謝の気持ちは忘れられないんですよね。

立地や事務所のお気に入り

立地に関しては渋谷のわりには空気もいいですし騒がしくないということと、学生、お客様に対してもアクセスしやすい場所ということですね。

また内装は自分たちで全て作り上げたので思い入れがありますね。

(自分たちで作ろうと思った理由などはあるのですか)

空間を分けたかったんですね。もともと一室だったのですが、ここでも学生たちのイベントをやったりしますので事務所なんだけど事務所らしくない雰囲気の絶妙な空間を作ろうとしたんですよ。でもそう上手い具合にちょうどいい家具が見つからなくて、無いなら“それなら自分たちで作っちゃおう!”ってことで作り上げました(笑)

起業の苦労ややりがい

学生の時は正直サラリーマンのイメージってあまり良くなかったのですが、こうして起業していろいろな方々と出会うと思っていたイメージと違ってすごいんですよね。私たちのような若い人たちに対しても時間を割いてくださったり一緒に仕事をしようと声をかけてくださったりして、ちょっとした事でも胸が詰まるくらい感謝の気持ちがあふれてきますね。だからこそ私達はもっと頑張らないといけないとモチベーションにもつながってきます。 起業して一人ひとりの出会いの大切さに改めて気づかされたり、一人ひとりの人たちの仕事がどれだけすごい事なのかに気づけた事がよかった事ですね。このことは会社を作ったからこそ気づけたんだろうなと思いますね~。 逆にそういう人たちを見てしまうと自分たちの苦労が苦労って言えないなって思いますね。周りに比べたら自分たちの苦労なんてちっぽけに感じますし、苦労しているなんて口がさけても言えないと感じています。

悩み事・・・

そうですね…さっきも話たように困っていたり足りないと感じることは沢山ありますが、それはすべて課題であって困っていることでは無いと思っているんですね。

今それが現状なので、それをこれからどうやって解決していくかということを考えていますので、困っていることはないですね(笑)

10年後

社会にとって必要な会社と思われるようになりたいですね。いま当社が行っている大学生たち一人ひとりの個性が引き出されるような事業は、まだ小さくて範囲も狭いと思うんですね。それをもっと全国の学生の人たちと一緒にやっていけるようにしていきたいですし、どんどん広めていきたいですね。全国の学生たちともお互い助け合って行く事で地域活性化にもつながりますし、何かお手伝いできる事もあると思います。もっと幅広く日本の若者が中心となった“物”と言うのが、今後日本の文化として世界に出せるような“物”になる動きが出来るようにしたいですね。今後は少子化になっていき一人ひとりの資質をもっと大切にしていく方向になってくると思います。そう考えると教育ってすごく難しいと思いますし、子供の頃の素朴な小さな夢って沢山あると思うのですが、大人になると無くなってしまいがちですよね。そういう小さな夢をずっと持っていられる人が増えれば日本ももっと活性化していけると感じますので、そういうことで私たちがつなげられるサービスを作り上げていければいいなと思います。

座右の銘

「縁は必然」ですね。これも今までのお話に全てつながってくるのですが、会社を作れたのも“縁”という出会いがあったからですし、自分自身も出会えたみんなのおかげで日本に何かしようと思えたわけですし、そういった新しい人たちとの出会いがあることでお互いに刺激を受けて何かを一緒に作り上げることができると思っているんですね。それに1億人、60億人の中から出会えた!って考えるとすごい確率だなって改めて感じますしその確立で出会えたって事は何かあるんじゃないかなって感じます。それがビジネス的なものなのか自分の精神的な部分を強くしてくれる出会いなのかは出会ってみないとわかりませんが、そういった出会いは今後もたくさんあると思いますので出会えた確率を考えると出会いは必然なんだなって思います。

趣味・嗜好

浴衣にハマってますね。

一人で着付けできるように頑張ってます(笑)実は母が日舞をやっていましたので浴衣や着物がタンスに沢山眠っているんです。 それを引っ張りだして見るだけでも楽しいですし、すごい綺麗な柄のものを見つけると“こんな綺麗な物を作れる職人さんが日本には居るんだなぁ”と感動したりしますね(笑)

あともう一つはスウィーツデコです。自分で紙粘土とシリコンボンドで作っています(笑)これがやってみたところ結構上手く出来ましたし、楽しくて最近ハマってしまいましたね(笑)

ベンチャーレポート読者へひとこと

まず最後まで読んでいただきありがとうございました。 もし大学生でこのレポートを見て起業してみたいなと思ったら是非連絡してほしいですし、また大学生のネットワークがありますので同世代の中で仲間が見つかるかもしれません。そこで私たちが何か協力できることがあるかもしれませんので、一度まず連絡してくれたらうれしいです。一緒にワクワクしたいと思った学生さんがいましたらすぐご連絡ください!(笑)また企業の方々に対しましては、若者向けのサービスやコンテンツを考えているけど行き詰っている方、是非一度お声をかけて頂けたら幸いです。私たちは大学生たちと本音で向き合って本音で話を聞いていますし、相談なども聞いたりして大学生たちと深くつながりがありますので、素直な気持ちがわかります。なのでビジネスに発展しないにしても、まずは一度ご相談して頂きたいと思います。

これから起業する方へのメッセージ

会社を作ろうと思った時というのは、いろいろな人の話を聞いてみようと思いますが、あまりその話やアドバイスに振り回されないようにした方がいいと思います。でも何故そのアドバイスをしてくれたのかを客観的に考えてみると、自分はこう思うけど、この人はこの方向から見てこのアドバイスをくれたんだ、と違った発見や意味がわかると思うんですよ。例えば自分の考えとは違う事を言われてうるさいなと思っていたとしても、客観的に考えることでアドバイスしてくれた意味がわかるようになると思います。ただうるさいなと思うだけで終ってしまっては、せっかくアドバイスしてくれたのに水の泡になってしまいます。また沢山の本を読んだりして学ぶことも大事ですが、最終的には“ど根性”だと思います(笑)

 

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