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はぴきゃり

「お仕事ブログ」コミュニティ『はぴきゃり』の運営!

インタビュー

事業についてお聞かせください

簡単に言うと、20代、30代の働く女性のキャリア支援を中心に、ハッピーキャリアのインフラ作りのお手伝いをしている会社です。その一貫として『はぴきゃり』という働く女性に特化した「お仕事ブログ」コミュニティサイトを運営しています。『はぴきゃり』に参加している働く女性(会員)たちが綴る日々のお仕事ライフは、同じような境遇に悩んだり、不安を感じている人にとっては、最高のロールモデルです。『はぴきゃり』は、いわばラボ。ここに集まる働く女性たちの生の声をくみ取ることで、多く人たちのハッピーキャリアづくりの一助となれば、と思っています。

前職

リクルートに新卒で入りまして3年ほど勤めていました。その後、当時リクルートの役員をしていた方が立上げた株式会社キャリアデザインセンターに創業メンバーの一人として転職しました。そこで私にとって大きな転機となる日本初のキャリア女性向け転職情報誌「ワーキングウーマンtype(現ウーマンtype)」を創刊しました。「ウーマンtype」は、私自身の体験や同世代の働く女性たちの声にヒントを得て企画を立て、社長に提案し、実現した情報誌です。。制作の実務的なことは外部の方と一緒に作りながらですが、丸1年ほどかけて創刊し、3年間編集長に就いていました。

独立を決意した経緯

さかのぼってお話すると、実は大学生の時、学生起業という形でちょっとビジネスをやっていた経験がありまして。、大学4年の時、身内に不幸があったこともあり、このままそのビジネスを続けていく覚悟ができなかったんです。それで、「いずれは、再度、起業しよう」という思いを抱きつつ、急遽、就職活動を開始。なんとか、リクルートに就職することができました。当時、就職の件で相談していたのがリクルート出身の方で、「いずれ起業するつもりなら、体系的にビジネスを学べて、給料も高いリクルートがいいんじゃないか」というアドバイスもあってリクルートを選んだんです(笑)。入社してみると、意外にも組織の中で働くのも面白いものだと感じるようになりまして。つい、組織で働く面白さに魅せられてしまい、「起業する」という当初の目標が薄れていた時代もありました。。ですが、20代も後半にさしかかったあたりから、今後のキャリアに漠然とした不安を覚えたり、女性が働き続けることの難しさに悩むようになりまして。、ふと周囲を見渡したら、同世代の働く女性たちも同じ悩みを抱えていることがわかったんです。それで、「その悩みをなんとか解決できるようなビジネスが出来ないか」と考え、立ち上げたのが「ウーマンtype」でした。創刊してみると、読者からの反響が予想以上に高く、改めて悩んでいるワーキングウーマンたちが多いことを実感しました。女性のキャリアを支援する仕事を一生やっていきたい。ようやく仕事の方向性を見出したのを機に、徐々に欲が出てきたというんでしょうか(笑)。情報誌としては、読者のみなさんにとって有益な情報提供ができていたと思うのですが、悩みを抱える働く女性たちが本当に求めているのは、「働く女性同士がつながっていくことなんじゃないか」と感じるようになったんです。というのも、「ウーマンtype」は等身大の働く女性たちの実例を中心に情報提供をしていたのですが、最新号が発行されると、「掲載されていた○○さんにもっと話を聞きたいので、紹介してもらえないか」という読者からの問い合わせが度々、入っていたんです。情報誌は、編集部から読者に向けての情報発信する媒体としてはいいのですが、働く女性たちをつなげるという双方向のコミュニケーションには限界があります。ちょうど、日本でもブログサービスが注目され始めた頃だったこともあり、これを使って点在する働く女性たちを線にしていくことができるのではないか、と独立することに決めたんです。思えば、「ウーマンtype」が3周年を迎え、会社自体もIPOを実現したりと、いろいろな面で区切りがよかったことも背中を押してくれたように感じます。

ワークポリシー

基本的に自分の考えなどを押し付けたりしないで、常にWIN-WINの関係を築けるようにして行きたいなと思っています。その為には「ケチにならないように」しています。すぐに収益に結びつかなくても自分が役に立てる部分があるのであれば、自分の時間や労力を惜しまないよう、心がけています。

女性が楽しく笑顔で働ける職場作りのために「はぴきゃり」は役立ちますね

そうですね。最近では、日本でも子どもを生んで育児をしながら仕事をしているキャリアママは増えてきていますが、インフラという面でみると、働く女性たちのそういう思いに追いついていないのが現状です。派遣社員として働いている人が育児休暇が取れるかといったらなかなか取れないですし、保育園の待機児童の問題など、女性が笑顔でずっと働き続けるには壁がすごく多いと感じます。男性の意識を変えたり、社会の仕組みを変えていく事も大切ですが、その前にそれぞれの壁をクリアできた人たちの体験を共有化できる仕組みを通して、少しでも多くの解決方法を示すことが働く女性たちのモチベーションを保つために必要だと思っています。。お陰様で「お仕事ブログ」を書いてくれる会員も増え、日々、様々なエピソードが更新されているので、「はぴきゃり」もお役に立てるサイトへと成長してきたかな、と思っています。

事務所のお気に入りや立地

本社を世田谷に選んだ理由は自宅のすぐ近所ということが理由です(笑)。ただこういった取材や打合せなどでお客様にお越し頂く場合には、新丸ビル10階にあります共同オフィス21世紀クラブを使用しています。、東京駅から近いので当社までお越し頂くよりはアクセスもいいですし、施設も充実しているので気に入っています。。

起業の苦労ややりがい

良かったことはやっぱり自分のやりたい事がやれることですね。

苦労したことはもう日々苦労していますね。苦労しない日は無いくらいですね(笑)。

悩み事・・・

会社を大きくしていくよりもプロフェッショナルな方々とつながったビジネスを展開していきたいと考えています。

コンテンツの制作(編集)の仕事もしていますので、若手のライターさんやカメラマン、デザイナーさんと一緒に成長していけたらいいな、と思っています(笑)。

10年後

あまり先のことは考えないタイプなんですよね・・・。キャリアでも3年後、5年後の事を考えた方がいいと、ビジネス書などには書いてありますが、あまり先のことを考えすぎて自分の将来や可能性を狭めてしまってはもったいないなと感じていまして。、働く女性にとって将来を考えることはもちろん大事なことなのですが、目の前にあることを精一杯やった積み重ねで将来の自分を作っていくものだと思うんです。もちろん目標値としてはハッピーキャリアのインフラを作っていきたいと考えています。20代、30代の働く女性から始まっていますが、団塊の世代の方々や定年を迎えたいわゆるシニア層にとってもセカンドステージにおけるハッピーキャリアは大切だと感じています。。やっぱり仕事を通して自分を生かせる場所があってこその人生だと思うので、そういうところもお手伝いしていきたいなと思っています。実際に今、厚生労働省と一緒にお仕事をさせていただいているのですが、みなさんが本当にやりたいことを見つけられて、やりたいことを全うできる世の中を実現したい、というのが大きな目標になりますね。で会社として核というんでしょうか、それがぶれさえしなければ、世の中の変化に柔軟に対応していきたいと思っています。当社は物を売る会社ではないので、柔軟性はすごく大事だと感じています。

座右の銘

「一期一会」ですね。人と人との出会いは大切にし、一瞬一瞬を大事にしています。

趣味・嗜好

サンバですね。はじめて十年以上になります。リクルートの同期仲間で作ったチームに所属しているのですが、イベントに参加したり、リオに行って踊ったりもしています(笑)。サンバ自体も好きなのですが一番好きなのはサンバを通して普段知り合えない人であったり、異業種の方と知り合えて交流することも刺激があって好きなんです。うちのチームはきちんと仕事をして、遊びも一生懸命に取り組んでいる人ばかり。浅草サンバカーニバルに向けて、その年のパレードテーマを決めたり、衣装や曲、振付と考えて作り上げたときのの感動を仲間と分かち合えるのがとても良いんです。学生だったら、文化祭といった機会がありますが、社会人になるとなかなかできないじゃないですか。それに仕事と違った脳を使っているので究極のリフレッシュになるんです(笑)。

ベンチャーレポート読者へひとこと

「はぴきゃり」では、多くの働く女性達が日々「お仕事ブログ」を更新しています。日々の悲喜こもごもが綴られている「お仕事ブログ」は、まさに働く女性たちの生の声にほかなりません。だからこそ、ユーザーさん同士のつながりも強いものになっているのだと思っています。当社には、「働く女性」「ハッピーキャリア」をテーマに雑誌、書籍、Webや商品、サービスの企画提案から実際のコンテンツ制作まで携わってきた実績があります。そういったノウハウは、当社ならではのものだと考えています。「はぴきゃり」に日々蓄積される生の声と、それを様々なプロジェクトに生かすノウハウで、みなさまのお役に立てれば、と思っています。働く女性をターゲットに商品企画やプロモーションをお考えであれば、ぜひ、当社にご用命ください。

これから起業する方へのメッセージ

男性と女性では、違うと思います。男性はマーケットから入り、女性は想いから入るとよく言われますよね。私もご多分にもれず、想い先行で起業した口ですが(笑)。究極、本当に自分のやりたい事をやろうと思うのなら、自分で責任とってでもやった方がいいと思います。「やりたい想い」と「失敗したらどうしようといった不安」を天秤にかけて、前者の方が強いのであれば、やってみたらいいと思います。ある意味“もうやるしかない!”と思える人じゃないと、社長業を全うするのは難しいかもしれません。もちろん、緻密な計算は必要ですが。マーケットありきで起業する場合、最初に多額の資金を調達してスタートをするケースは少なくないと思うのですが、その場合はリスクが高いので一概には言えませんが、想いありきでスタートするのであれば、「やっぱりやるしかない!」「やるんだ!」といった強い気持ちを持っていることが大切なのではないでしょうか。

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