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デジタリーフ

ウェブシステム・システムインテグレーション

インタビュー

事業についてお聞かせください

弊社は、ウェブシステムの開発をメインとするシステム開発会社です。

弊社の特徴としては、お客様のウェブサイト、ウェブシステムの開発の企画・戦略レベルからお手伝いをすることや、開発完了後の運用にもタッチするなど、お客様と息の長い取引をさせていただく点です。また、英語を中心とした多言語対応のシステム開発を得意とする点も特徴と言えると思います。

その他、昨今では、ウェブシステムを軸としながらも、3Dコンテンツや制御系の技術なども生かしたシステムインテグレーション事業、クラウド型のシステム運用環境構築、自社ウェブサービス事業など、サービスの幅を広げつつある状況です。

前職

大学を卒業後は、NTTに入社しました。地元愛知県で3年間の勤務をした後、本社組織で マルチメディア事業の立上げを行う部門に4年間在籍しました。当時は、衛星・インター ネット・TV会議システムと当時でも最新の技術に触れられたことはよい経験になりましたよ。ただ、その後NTTが分割し、NTTがドメスティックな会社になったことと、折からの シリコンバレーのブームがあり、米国・カリフォルニアのローカライズ事業を行う企業に 転職し、その後、米国でのテロ事件後に帰国して、現在の会社を立ち上げました。現在も NTT時代、米国時代で吸収したノウハウを生かして事業展開している面があります。

独立を決意した経緯

私がサラリーマンの頃は、有名大学、大手企業に対する神話めいた感覚 - 大手にいれば一生安泰という感覚 - がまだまだ一般的であったように思います。ただ、自分としてはその世界に飽き足らない気持ちが強かったですね。私の場合は、誰も知らない米国の小規模ベンチャー企業への転職や、資金や後押しもゼロの状態での自分1人での起業が自分にとって前向きなチャレンジでした。というと綺麗事に聞こえるかもしれませんが、半分以上はまあ勢いですね。今、同じことをしろ、といわれたらイヤですが。(笑)

ワークポリシー

お客様に対しては、まずお客様の要求レベルに対して、「プラスアルファ」を加えることを心がけていますね。例えば、納期をお客様の想定よりも早く仕上げる、といったことや突然の追加の要望に対しても、できる範囲で誠意ある対応をする、など。

社内に対しては、やはり1件1件のプロジェクトを通じて何かしかの新しいノウハウ、知識を吸収して成長していくことですね。それは必ずしも技術的なことである必要はなく、業務的なこと、ヒューマンスキル的なことであってもよいと思います。

これらはいずれも実際の業務ではそれこそ理想で終わってしまうことがあるかもしれませんが、ほんの少しでもいいので積み上げていくことが大事だと思います。

立地や事務所のお気に入り

事務所に対して自慢できることはないですね。あるとしたら狭さでしょうか。(笑)

まあ、昔、大手町のバブリーな環境にいて、歩いているビジネスマンの大半が腹痛でもおこしたかのようなしかめ面して歩いている世界にいたので、東京の端っこ、庶民的な雰囲気のあるこの葛西という環境は個人的には気にいっています。昔、世田谷にもいたことがありますが、高級そうなところは肌にあいません。(笑)

少しまじめな話をすると、現在の環境にいるのも固定費が小さく利便性があるという理由と、中長期的に地場の中堅企業に市場がある、と考えている点も理由のひとつです。

起業の苦労ややりがい

私はサラリーマン、経営者に限らず、ビジネスを行う人間の悩みの8割は人間関係だと思うんですね。その意味でストレスからは逃れられず、誰もが経験を積むほどストレスはむしろ大きくなってくるものですが、起業家になってそのストレスが後ろ向きなものから前向きなストレスに変わった、と考えていますよ。良いことはたくさんありますが、現在の自分が昔に比べてタフになって少しは成長できたかなと思える点、経営者として経営者と接することができる点、などがまず頭に浮かびますね。

まあ零細企業の経営者ですから、厳しい場面に出くわすのはそれほど山ほどあります。まあ、まとめると大手組織の中だけで生きていたときに比べて、「苦労3倍、楽しさ10倍」といったところでしょうか。

悩み事・・・

弊社の一番の課題は営業力です。確かに営業代行や色々な営業サービスがありますが、まとまった金額を扱う我々の業種では多くは社長か幹部によるトップ営業が決め手です。その意味では私自身の課題ですね。人脈開拓にも努めていますがはっきり言って成果はあがっていません。

これからは今以上に努めて良質な人脈開拓に取り組むこと、BtoBに特化したネットの有効活用、自社サービスブランドの検討、など多角的に取り組んでいく課題です。

10年後

弊社は上場をゴールとしている会社でも、大金持ちになることを夢見ている会社でも、大企業になろうとしている会社でもありません。少しずつでいいので、毎年必ず前に前進する、というプロセス自体を重要視しており、おかげさまで創業から2008年度まで、すべて増収増益を達成しています。

私は国際志向が強く、自社の方向性を3つのステップで捉えているんです。まずは国内で地盤作りを行うステップ、次が国内を地盤にしつつも国内の海外資本企業や外国人を相手にビジネスを広げるステップ、最後が日本から海外に雄飛していくステップ。現在は、第1のステップに課題をたくさん残しながらも、少しずつ第2のステップへの取り組みにトライしている状況ですね。10年後には第3のステップに到達していたいですね。

座右の銘

「世間一切の治生産業は、皆実相に違背せず」、お坊さんの言葉ですね。

世の中のあらゆる産業、あらゆる活動は、突き詰めれば真実に到達する、という意味です。毎日思い通りいかない日常の現実に頭を悩ませながらも、いつか到達すべきゴールへの理想は失わないでいたいですね。

趣味・嗜好

下手の横好きというヤツですが空手ですね。でももう何年もやれていません。今はたまに格闘技観戦するくらいですね。最近では綾瀬にあるキックボクシングバーがお気に入りです。後は読書ですかね。週末に時間があると2、3冊まとめ読みしたりします。

ベンチャーレポート読者へひとこと

そうですね。社長には誰にでもなれるが、経営者になれる人間は少ないって言いますが、 すばらしい経営者が多数いる反面、この不景気の中、いい加減な起業で周りに迷惑を掛けたまま消えていく人間が多数いるのも、残念ながら現実です。僕自身まだ経営者と言える レベルの人間ではありませんが、いつかお互い立派な経営者になった上で出会いがあれば最高ですね。

これから起業する方へのメッセージ

名前は忘れましたが米国の成功した投資家の言葉に成功の秘訣を聞くと「Work Hard」と答えたらしい。シンプルですが、いい言葉だと思いますよ。僕が起業したときは平日15時間、土日で合わせて12時間働こうと。それで半年やってみて駄目なら考えようと。実際個人事業主でスタートして、半年して目処が立ち、1年後有限化、その1年後株式化しました。後は、僕個人の話ですが、最悪のパターンまでを想定した上で、起業するかどうかは自分分の本心と向き合うこともよいのではないでしょうか。現実の世界、日本でも万単位で毎年自殺者が出ていますが、この中に多数の経営者が含まれていますよ。そこまで覚悟できれば怖いものないでしょ。

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